3者面談って何やるの?
ニュージーランドにもあるのかな?日本では学期ごとにある個人面談や3者面談。ちょっとドキドキする個人面談( *´艸`)こちらでも同じように先生と話せる面談の時間がありました。
今日は私達親子が体験した中学校での面談がどのようなものなのかをご紹介したいと思います。
Mokaが通う現地校からお知らせが来たのは約2週間前。決められた4日間の内で都合の良い日と時間を決めます。すべての生徒が面談の時間を持つことになっているので、都合の良い日がこの中で無い場合には学校と相談が出来るようです。今回の時間帯は午後3時~内2日は夜8時まで、ひと家庭25分。びっくりしました。朝早くから普段通りの1日がスタートし、そして夜8時まで面談をしている先生方、本当に頑張っています。
インターネット上で曜日と時間を予約し(こちら参照)。当日学校に向かいます。※紙ベースでも学校に提出OKです。
当日は担任の先生と生徒、そして保護者で行います。場所はいつもMokaが過ごしているクラスルーム。簡単なあいさつをしながら面談スタート。ですが!今回は校長先生も一緒に飛び入り参加と言うまさかの4者面談になりました( *´艸`)もちろん全て英語です(そりゃそうですよね^^;)
タイトルの英語から読み取れる「生徒の学びの会議」の通りに、学んでいることを話すと言うのが趣旨となっている面談です。日本でも面談の時に「こんな事を今○○さんは学んでいます。」と言うような話を先生がしてくれるのと同じ感覚かなと。ですが!一つ大きく違う点は、生徒がリードすると言うところ。
どんな事をこれまでに学んだか、この先の目標も含めグーグルスライドを使って生徒達はそれぞれ作成をし面談日までに仕上げていました。そしてそれを当日にプレゼンテーションします。
すでにこの流れが実践ビジネスシーンの様です。11歳にして小さなプレゼンを生徒達みんなが普通にやっていると思うと素直に感激してしまいます。
とは言っても終始先生の助けも入りながら穏やかな雰囲気の中で発表をしているので、本人も気負うことなく行っていました。英語力の面からみんなと同じスタンスでは無くおそらく先生と私とでの話が大まかになるのかなと予想していたのですが(来てすぐにあった面談がそうでした)5か月経った2回目の今回は違いました。
他の生徒と同じような英語力では無いことはクラスのみんな、いや、学校全体がわかっていますが、それでも同じ題材でそしてほぼ英語でやっているのを見るのは感動します。クラスメートが読み方を教えてくれていたようです。発音の良さがとても際立っていました。そんな環境を与えてくれてる先生、ありがとうです。
プレゼンが終了後は、学校での様子や質問等。私だけではなく、校長先生もMokaの成長に感動して下さっていて、その話を聞いてまたジーンとする私。いや、本当に。当初来たばかりの5か月前の英語力0の姿は「一体どうなることだろう」と周りにいた大人は思ったはずですもん。
以上で面談は終わりました。本人は達成感がとてもあったようで帰り道はテンション高く( *´艸`)「校長先生が来るなんて思ってなかったよ~緊張したぁ!」と。全く緊張している様子は見えなかったのですが、そりゃそうだよねと納得。母もだぞ~(*‘∀‘)
面談の大切さを改めて感じました。学校での様子を知る事が出来るのはもちろんですが、今回私が感じたのは「英語力も含め学校に馴染む一番大変な時期」を乗り越える事が出来たのかもと言う事。英語力に関係なく、新しい環境に馴染むのはそう簡単な事ではないですもんね。いい意味でも悪い意味でも色々ドキドキします。
そんな事がわかった今回の面談でした。
P.s プレゼンで発表してくれた今後のMokaの学び目標は☆Speak English☆Read English☆Write English でした。“The sky is the limit.”と担任の先生が終わり際に言ってくれた言葉。うん、そうだよ、Go girl!
豆知識:
コロナの影響で前学期は随分遅れた形でスタートした学校でしたが、それでも従来通りに学期休みはしっかり取るという方針で過ごしたニュージーランド。その訳が今回更に分かったような気がしました。こんなに遅くまで面談をしハードワークをしている先生達、でも休みは休みでしっかり休む。そんな姿に見えます。