ニュージーランドで初めて泣いた日

生活
きっとこの先ずっと忘れない日4月4日

移住が決定してからの約2か月半、全てがあれよあれよと言う間の急ピッチ。あれもしなきゃこれもしなきゃとバタバタな毎日。そしてあっという間にそのまま渡航日。大きな夢を抱えて未知なるニュージーランドへ。

一息する暇も無いまま海外生活は始まり、ひたすら新しい事に飛び込む毎日のMoka。そして少しだけペースがつかめて来たかなという矢先にロックダウンに突入。全く解らない英語のタスクを毎日必死で解読し、とにかくひた向きにやり続けた日々。

そんなある日。

ニュージーランド全体が一丸となって挑んだ厳しいロックダウン中、1日の中で唯一外出が許されている散歩からの帰り、家のドアに着いたところで・・Mokaの手に持っていたスマホが勢いよく滑り落ち、地面にガチャーン。

急いでスマホを拾い上げ、画面をみた瞬間。

大粒の涙がMokaの目から流れ出して、一気に泣き出しました。もう止まらないその涙。抑えられない声。何年も聞いたことがないような声でワーッワーッと。

スマホ割れちゃった・・

スクリーンは粉々に割れて文字すら見えない。

友達もいない、英語も話せない、自分で出来る事はほんのわずか。そんな中LifelineともなっていたMokaのスマホ。大切にしていたスマホ。日本の友達と連絡が取れるスマホ。

あぁ、そうか、こらえていた何かがプツンと切れちゃったんだね。いつもポジティブに頑張っていたけれど、この獲たいの知れないコロナや大きな環境の変化に本人なりにいっぱいだったんだね。と痛いほど伝わってきた日

泣きたくなっちゃったね

この日以降スマホはそっと引き出しへ。しばらく封印する事にした様子。画面を見ると悲しくなってしまうんだそう。この日を境に本当の意味でMokaもロックダウンに入りました。今までの自分の世界を遮断し一層集中して英語に取り組む姿はむしろカッコ良かったくらい。

後にも先にもこちらに来て泣いた日はこの日だけ。この日の後はいたっていつも通り。きっとスマホが壊れたからこんなに泣いてしまった訳ではなく、全てがただただもう泣きたかったのかもしれません。

ロックダウンが終わって修理店がオープンしたら直してもらおうねと話し、ロックダウンがあけた今はオーダーした商品が届くのをいつかいつかと待っています。※もう1ヶ月も経つのにまだ連絡こない!なんでこんなに遅いの~!?日本の様なスピード感を求めてはいけませんね💦そうです、ここは日本じゃない!

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